神様も大好物!?伊勢神宮の儀式に欠かせない鮑とは?

伊勢神宮についての続編です。

初回はこちらからぜひ。

 

 

 

神宮の神域は

伊勢市の3分の1を占める

5500haほど。

 

広大な神域には

三重の県木である天然の神宮杉をはじめ

榊や椎、樫の木などなど

自然のままに

参詣者たちを

見下ろしています。

 

瀧祭神からの小道。

1463955016369

あまり知られていないのか

人の気配もなく。

 

しばらく歩くと

宇治橋を小さくしたような橋。

1463955099754

この橋も

20年ごとの架け替えで

2010(平成22)年に

新しくなっています。

 

橋の先には

風日祈宮(かざひのみのみや)が。

 

農作業に影響する風雨を司る

風の神様は

外宮にもいらっしゃいますが

やはり

鎌倉時代元寇

神風を起こして

日本を救ったという

内宮の別宮です。

 

悪いものを吹き払って

良い風を吹き込んでくださるのだとか。

 

参道に合流して

神楽殿などを過ぎると

左へ入る道がありますが

1464034777364

内宮第一の別宮・荒祭宮(あらまつりのみや)へ

参るのは

御正殿参拝のあと♡慌てない慌てないww

 

このあたりも

樹齢700年ものの木々が

そこここに。

1464035376056

耳を当てたり

両手でハグしたりする人の姿もありで。

 

板葺きの屋根が見えてきたら

その向かいが

御正殿への石段です。

 

板葺き屋根の建物は

1464035109365

このように

ほとんど空間になっているので

あまり関心を持つ人も少ないようですが

御贄調舎(みにえちょうしゃ)といって

豊受大御神

神座(かむくら)へ

お遷りいただいて

鮑を調理する儀式を行う

大切な場所なのです。

 

鮑は

海の深いところでしか捕れない

御饌の中でも特別なもので

倭姫命

この地で鮑を食し

あまりの美味しさに

生の鮑と

日持ちのする熨斗鮑と

共に

大御神に召し上がっていただくように、と。

 

以来

鳥羽市の国崎(くざき)の

海女や漁師たちが

2000年以上変わらず

納めているんだとか。

 

国崎の鮑は

神宮以外には出回らない。

 

それが

2000年来の

神様との約束ごとだそう。

 

10月の神嘗祭

6月と12月の月次祭(つきなみさい)

1年に3度

本物の鮑を献上しています。

 

特別な贈り物を意味する熨斗鮑は

国崎が起源とかで

水引と合わせて

今では

印刷という簡略化されたものになり

本来の形や

意味を知る人も

少なくなっているようですね。