「五万石でも岡崎さまは
お城下まで船が着く 」
と
石高は少ないながらも
家康が江戸幕府を開いてからは
「神君出生の城」として
神聖視され
家格の高い譜代大名に
お城を護らせていました。
東海道が城下に引き入れられ
岡崎は東海道有数の宿場町に発展。
明治維新を迎え
天守閣などは取り壊されてしまいましたが
1959昭和34年
ほぼ昔どおりの外観の
天守閣が復元されています。
平城なので
近くに寄らないと
お目にかかることができませんが…
三層五階建て
エレベーターも無いらしい。
内部へ潜入…???
と
思いきや
何やらただならぬ様子??
テレビ局が来てるよ。
14時から15時の間に
石ちゃんが来るらしい?
撮影禁止のため
ほんとに遠くからしか
撮れませんでしたけど。
意外に老けてたな?
さて。
岡崎城から
西へ8丁(約870m)のところは
有名な「八丁味噌」の生産地となっています。
お城からの距離が名前になっているのですね^^
いわゆる「名古屋メシ」には
味噌煮込みうどん、味噌カツ
味噌どて煮などが挙げられますが
いずれも味の決め手となっているのは
「八丁味噌」。
米味噌や麦味噌と比べ
煮込んだ時の風味が落ちにくい
豆味噌のことです。
その色合いから
京都の白味噌に対して
赤味噌とも称されます。
かつて“八丁村”と呼ばれたところに
今なお続く2軒の老舗
「カクキュー」と「まるや」。
それぞれ
飛び入りで1人でも
工場見学可能です。
両社
道を挟んで隣り合っていますが…
今回は「カクキュー」へお邪魔しました。
約30分ほどの工場見学では
「大豆を煮て作ると白味噌に
蒸して作ると赤味噌になる」
といった味噌の話あれこれを聞けたり
実際に使われている味噌蔵などを見られたり
見学が終わるころには
すっかり味噌博士???
最後は味噌串カツなどの試食もあり
お買い物という流れになります。
売店では
「味噌キャラメル」
そのままでもおいしいですが
すきやきの隠し味に良いらしいとか?
「味噌カステラ」や「味噌カレー」
「味噌ソフトクリーム」
「八丁味噌プリッツ」などなど…
あらゆるものが
味噌あじにされていました^^
2006年には
NHKの連続テレビ小説
「純情きらり」の舞台になったところです。
ちなみに
「カクキュー」本社事務所は
白い柱を強調した教会風で
大きく目を引く外観です。
昭和2年の建築で
登録文化財となっています。