秋の訪れは山から!
というように
これからの季節
紅葉狩りに訪れる人も多いでしょう。
長野県、伊那地方の
「駒ヶ岳ロープウェイ」に乗り
標高約2600mの「千畳敷」まで行ってきました。
駒ヶ岳では
毎年9月下旬から10月上旬までが
紅葉のシーズンで
訪問したのは10月下旬
紅葉も終わりかけだったものの
天候に恵まれ絶景が楽しめました。
駒ヶ岳ロープウェイへは
山麓の「菅の台」が玄関口となっています。
「菅の台バスセンター兼駐車場」があり
そこから先は一般車両は進入禁止のため
専用の路線バスで
ロープウェイの駅「しらび平」まで
移動しなければなりません。(混雑時は臨時便あり)
しらび平から
ようやくロープウェイに乗車となります。
菅の台行きの路線バスの
バス停「女体入口」に目が行きますよね?
どうやら珍名として知られているらしく…
女人禁制の山で
女性が麓で待機した女待にょたい→女体になったとか
中央アルプスを横たわる女性に見立て
その玄関口となるため女体入口になったなど
複数説があり
心が汚れている人には
気になって仕方がない地名でしょう^^
さて
満席のバスに揺られて30分
標高1662mの「しらび平」に到着。
バスの到着から
ロープウェイの出発までは
15分のひらきがあり
余裕がある時刻表で安心です^^
ロープウェイは
毎00分、30分発で(混雑時は臨時便あり)
往復2540円なり。
1967昭和42年から
日本初の本格的な山岳ロープウェイとして
稼働しています。
麓から「宝剣岳」近くの「千畳敷」まで
7分30秒で連絡しており
千畳敷はまた「駒ヶ岳」登山への
拠点にもなっています。
また
・しらび平と千畳敷間は高低差950m
・千畳敷駅の標高は2612mと最高所の駅で
2つの日本一を持つロープウェイでもあります。
木曽駒ケ岳を中心とする中央アルプスは
希少な氷河地形や生態系などを有する
優れた風景地であることから
2020令和2年3月27日
全国で57番目となる国定公園に
指定されました。
今まで国定公園でなかったのが驚き^^;
ロープウェイは61人乗りですが
定員いっぱいで
写真を撮るのはお邪魔かと思い
控えておきました。
眼下は
紅葉した木々や
岩肌の上を勢いよく流れる冷たそうな水。
ロープウェイの支柱には
標高が書かれており
その都度確認できます。
徐々に森林の限界が近づき
ごつごつした岩が目立つようになると
標高2612mの「千畳敷駅」到着です。
気温は9℃ちょっと
風も無く穏やか!
まだ県立公園でしたね^^;
日陰はひんやりしてますが
なにより素晴らしい景色が目の前に!!!
嘘のようにはっきり見える宝剣岳の山の稜線。
目の前は
2万年前の氷河の名残の千畳敷カールで
巨大な氷に削られた
お椀型の地形が広がっています。
遊歩道が設けられていて
夏は高山植物を見ながら
40分くらい~で1周できます。
春はスキーもできるとか。
千畳敷駅は千畳敷ホテルとつながっていて
星空の綺麗なホテルとしても
人気のようです^^
ホテルのロビーというか
駅の延長のようなところは
雄大な景色が楽しめるカフェで
小さいですがおすすめです。
富士山が見えるらしく…
どこかなー?
ここは完璧に雲の上ですよ^^
ほんとだ♡
南アルプスの向こうに
ちょこっと頭だけ^^
すごいなぁ
ここも高いけど富士山の高さよ。
カフェの右側はロープウェイ。
行くまでは
紅葉も終わりだしどうなの?と
あまり期待していませんでした。
もちろん
紅葉は素晴らしいこと間違いないでしょうが
お天気さえ良ければ
標高が高い分
素晴らしい景色が待っているのですね。
千畳敷カールの紅葉は
今が見ごろだそうです。
少々見頃が過ぎても
お天気が安定するこれからの季節
絶景を見に行かれてはいかがでしょうか。
次は夏に行ってみたいなぁ^^