兼六園の随身坂口を出たあたり
「金澤神社」があります。
出入口の名前は
神門に随身様が祀られていているから。
もちろん一般道からも参拝できます。
藩校の鎮守社として
学問の神様である菅原道真をお祀りしているところ。
菅公は前田家の先祖とされ
御骨を祀ってあるそう。
奉納鳥居がある石段を上ると…
御本殿です。
1794年築の国の文化財ですって。
天神様の使いの御神牛。
なでなで^^
金澤神社は
「金沢」の名の由来となったという
「金城霊沢」があることでも知られます↓
覆い屋の下に
泉がありました。
言い伝えによれば
昔このあたりに芋掘り藤五掘という
貧しくも正直な男が住んでいたそうで。
藤五郎は山から掘ってきた芋をこの泉で洗うと
たくさんの砂金がで出てきたのです。
それを貧しい人々に分け与え
みんな仲良く暮らしましたとさ^^
…という昔話。
金洗いの沢と呼ばれた泉があることから
一帯を金沢と呼ぶようになったのでした。
金澤神社の手水舎のお水も同じ水源だそうで
飲料できる水質であることから
伝統行事をはじめ多くの人に親しまれているそう。
ところで
金沢の金箔生産は国内の99%を占めますが
金沢で砂金って今でも取れるのでしょうか?
検索したところ最新は2022年5月
犀川上流で砂金を取ったという記事がありました。
ざるですくって川の水で洗う
場所こそ違うものの
金沢という名は現役でした。恐れ入りました。
金澤神社はそれほど広くはないので
15分ほどで参拝と見学ができそうです。
金沢の発祥ともいえるこの場所は
歴史も由緒もあって
足を運んでも損はない気がします^^
神社の向かいに
雰囲気ある建物がありました^^
「国立工芸館」とありました。
撮ってないけど
赤レンガの建物もいくつかありました。
金沢は名所が集中しているので
徒歩で巡るにはもってこいの街ですね。
ほんと素敵な街^^