ほぼ旅かなり旅ぜんぶ旅手帳

気になることだけを気にしてたところまで取り上げました

【松島】島巡り観光船「仁王丸」に乗ってみた!夜は【仙台】で勝手に”牛たんまつり”を開催してきた!という話

天橋立、宮島とともに日本三景の1つである松島は

太平洋の水平線と多島美が同時に楽しめるという

他ではなかなかお目にかかれない景勝地。

 

その美しさは平安時代より多くの和歌に詠まれ

松尾芭蕉が「おくのほそ道」で紹介すると

松島の名は全国に広まり多くの文人が訪れるように。

 

ことに月が昇るさまは

海の向こうからひとすじの月の光が道の如く浮かび上がり

島々に陰影を落として松の木々も波にゆらめく・・・

※日本三景を雪月花になぞらえて松島は「月の松島」と讃えられるのです。

ほか、雪の天橋立、花(紅葉)の宮島

 

五大堂のすぐ西隣が「松島めぐり」の遊覧船乗り場。

松島の隅々を間近に見ることができるとあって

遊覧コースはどれも人気があるようですが

すぐに出港する50分間の仁王丸コースに決まり^^

2階建ての立派な船は1階が自由席。

左後方の窓際に着席していざ出航^^

船内放送では

松島はおよそ260の島々からなるとか

地名の由来や地形の成り立ちといったことから

島1つ1つの特徴やエピソードなどが紹介されていきます。

 

伊達政宗は松島めぐりを楽しんだ際

とくに姿形に感銘した島を

自分の館に運んだ者には銭千貫を与えると言ったという「千貫島」や

松島の自然が作り上げた傑作「仁王島」↓

なるほど真ん中のくびれが特徴的で仁王様に見え・・・ない^^;

角度によっては仁王様がタバコをくわえた姿に見えるそう。

 

ぽっかり4つ穴が空いているのは「鐘島」で

洞門に波が打ち寄せると鐘に似た音が響き渡るらしい↓

折り返しの地点では

松島の津波の被害が少なかったのは島々が防波堤となったためとか

松島の牡蠣は小ぶりだが旨みが濃厚だとか

夏は穴子がおいしいとか、そんなお話が聞けました。

窓際席は風景を撮るには好都合でしたが

中央席は大画面で放送に合わせた島の写真と解説文が見られるので

2度目があるなら中央席でも良いかな?と思いました。

 

さらに船乗り場の西隣には「観瀾亭・松島博物館」。

至近距離に名所がまとまっていて良いですね^^

楽しみにしていた伏見桃山城の遺構でお抹茶をいただく時が来たわ^^

 

なになに?

この建物は、文禄年間に豊臣秀吉から伊達政宗が拝領した伏見桃山城の一棟で江戸品川の藩邸に移築したものを二代藩主忠宗がこの地に移したもので、床の間の張付絵や襖絵は壮麗な極彩色で画かれており建物は東西に向き京間18畳2室からなり四方縁をめぐらした東北唯一の純桃山建造物である。藩主の納涼、観月の亭として「月見御殿」ともよばれ、藩主・姫君・側室等の松島遊覧、幕府巡見使等の諸国巡回の際の宿泊及び接待用の施設となる「御仮屋」として利用されていた。

観瀾亭 県重要文化財

障壁画 国重要文化財

鳳凰図 県有形文化財

観瀾亭は仁王丸からも見えていました↓

写真中央に観瀾亭↑右の三角屋根は遊覧船のターミナル↑

観瀾亭を拡大↓

ところが

窓口でお抹茶付きの拝観券を所望すると

「15時半がラストオーダーでした」とのこと。

 

建物だけでも見れませんか?と尋ねるも

「すみません」と申し訳なさげなお顔に

こちらが申し訳なくなって引き返す。

下船がもう少し早ければ・・・

ということでまたいつかのお楽しみに!

 

その夜は

仙台市内でチェックインをして牛たんマップを眺める♡

発祥のお店や気になるお店など迷うほどでしたが

そろそろみんな疲れも出てくる頃。

 

宿泊地から最短で行けるお店(自分調べ)でいろんなメニューに挑戦♡

厚みがあるのにやわらかで おかわりした熟成牛たん^^

なんて美味しい♡

 

松島島巡り観光船はこちら↓

 

こちらにお世話になりました↓