おうちご飯と ときどき旅と

気になることだけを気にしてたところまで取り上げました

すごいよ!!【鹿児島県】のあれこれと霧島【坂元醸造くろず壷畑情報館】で食べてきました

例年に比べて気候も穏やかな1月下旬

交通機関の運行状況を心配することもなく

だらりんと筆者の2人

鹿児島に飛ぶことができました。

 

鹿児島では友人2人と合流することになっています。

 

九州に上陸したことはあっても

鹿児島まで行ったことが無かった筆者

まずは鹿児島県の大要を記しておきたいと思います。

 

九州最南部に位置する鹿児島県は

東京都の4倍およそ9200㎢の面積で

全国では10番目に広い県で九州でも最大です。

 

本土の北部は

標高969mの国見山を主峰とする国見山地を境にして熊本県に

韓国岳からくにだけや高千穂の峰など

1700m級の霧島火山群を境に宮崎県と接しており

東に大隈半島とそこから地続きの桜島

西の薩摩半島の南端には薩摩富士で知られる開聞岳924mがそびえ

2つの半島が太平洋に伸びて錦江湾(鹿児島湾)を抱きます。

 

鹿児島県は605の島を有し

これは長崎県に次いで2番目に多く

有人島は28で奄美大島や屋久島、種子島などが知られています。

県の最北端・長島町から最南端の与論島までは

600kmの開きがありこれは

鹿児島から大阪までの距離に匹敵するそう。
 

活火山の多い鹿児島は源泉に恵まれ

その数は大分県に次いで2753か所あり

県内の温泉地は100か所に上ります。

 

いっぽうで

県全土はシラス台地の火山灰に覆われ

水が通り抜けやすい痩せた土地のため

サツマイモや大豆、菜種など乾燥に強い作物がつくられてきました。

 

近年は用水施設も整えられ

お茶や野菜に花なども栽培されています。

以下

鹿児島県のスゴイところを集めてみました。

  • 黒毛和種の飼養頭数が日本一
  • 豚の飼養頭数が日本一
  • ブロイラーの出荷羽数が全国2位
  • 国名にもなっているほどに薩摩芋の生産数日本一
  • オクラ、そらまめ、スナップエンドウ日本一
  • 甘夏みかん、タンカン日本一
  • パッションフルーツ、パパイヤ日本一
  • ブリ、カンパチ、ウナギの養殖日本一
  • お茶の栽培はいずれ静岡県を抜くかもしれないといわれる2位
  • 焼酎は宮崎県に次いで全国2位の生産量ちょっと意外
  • ウミガメの上陸確認数や鶴の飛来数が日本一
  • 国内唯一ロケットの打ち上げ施設が種子島にある 

そのほかいろいろありすぎて書ききれませんが

豊かな自然環境からは黒糖や黒酢も生み出されるなど

食に関するものが多い美味しそうな県だなぁ♡と思いました。

 

なお食肉については

鹿児島県では明治時代に畜産試験場が設けられ

牛や豚の飼料に

シラス台地で作られたサツマイモや芋焼酎の搾りかすを混ぜ

ほどよく脂ののった上質の肉へと改良が進められ

シラスの土壌に合ったサツマイモが無駄なく畜産が結びついたのが

「畜産王国」と呼ばれる所以なのでした。

 

さて

鹿児島空港のレンタカー送迎バス乗り場から

店舗へ移動し3日間の手続きを済ませて

鹿児島県本土のみですが

空港から時計回りで観光できるように計画を立てました。

 

もう2時間早く鹿児島入りできたなら

霧島神宮を参拝したかったのですが

今回は同じ霧島市の福山町あたりで盛んな

”壷造り黒酢”を紹介する「坂元醸造くろず壷畑情報館」へ。

Google マップ

 

錦江湾の東北部に位置する福山町は

江戸時代末から200年続く黒酢の一大生産地として知られ

「空中に舞う菌で疫病が流行らない」と言われるほどで

戦前までは24軒もの醸造元があり

現在は霧島市内11軒が(2020年 自分調べ)続いているようで

見学や販売を行ったり食事ができるところもいくつか。

 

屋外に並べられた無数の壷と錦江湾と

海の向こうの桜島の景観を楽しみにしていたのですが

曇り空なので映えないだろうな、とも思いながら到着。

桜島…見えませんが…💧 降灰だよね?

 

情報館の建物自体は大きいわけではないですが

無料の駐車場に止めて館内すぐ階段を下りると資料展示があり

野外に抜けて柵に囲まれた壷畑とレストランになります。

 

ちょうどお昼を狙って行ったので

まずは!!!

ガラス越しに壷畑を眺めつつレディースランチを…

だらりんは彩りランチでボリュームいっぱい。

レディースはデザートが充実してました♡

 黒酢の味のする杏仁豆腐とロールケーキは珍しいよね。

これくらいなら美味しくいただけます。結構効いてるので

 

他の米酢と比べると

まろやかな酸味とほんのりと清涼感があり

後味がさっぱりしているのが黒酢の特徴だそうで

どうりで脂っこくもなく甘すぎることもなかったわ?←すぐその気になる人

 

坂元醸造は「黒酢」と名付けた元祖で

昭和50年までは「壷づくり米酢」と呼んでいたのを 

商品名の特許を取らないまま健康ブームがおこり

黒酢が広く知られるようになったそう。

 

三方を山に囲まれた福山町は

冬に北風が当たらず夏は海からの風が涼しく

年間平均気温18,7度と霜が降りることも少ない温暖な地で

薩摩藩時代は福山港から米と薩摩焼の壷が手に入りやすかったこともあり

地下水にも恵まれるなど様々な条件が重なり壷づくり米酢がつくられるように。

 薩摩焼の壷は

高さ62cm、口径14cm、胴径40cm、容量54ℓと決まっていて

蒸し米と地下水、麹を材料に屋外で自然に発酵が進行するもので

世界的に見ても珍しい製造方法となっています。

 

1つの壷で仕込みから糖化、アルコール発酵に酢酸発酵で約半年

さらに熟成させるのに半年以上、長いもので3年の自然発酵。

とはいえ

醸造技師さんたちが毎日1つづつ壷のふたを開けて様子を見ているとかで

こちらだけでも2万5000本、近郊にも9か所の壷畑があるので

それは大変な作業なのでしょう。

 

一面に並べられた屋外の壷を「壷畑」と呼んだり

完成すれば「収穫」と呼んだりで

手間暇のかかる農作業にも似通っていますよね。

 

愛情の込められた黒酢を美味しくいただいてきたのでした。

 

             つづく