ほぼ旅かなり旅ぜんぶ旅手帳

気になることだけを気にしてたところまで取り上げました

2022-01-01から1年間の記事一覧

日本の美しき古典の世界!【安宅の関所】と人生の難関を突破する!【安宅住吉神社】

この話を知ったのは 中学校の音楽の授業で。 歌舞伎「勧進帳」の映像を見たのです。 言葉が理解しにくく 内容がよく分からないものの 先生が補足をしてくれて 生きることの厳しさの中にも 優しさがあるのだと感じました。 時は流れて 舞台となった場所が小松…

「金沢」と呼ぶ理由はここにあり!!【金澤神社】の【金城霊沢きんじょうれいたく】

兼六園の随身坂口を出たあたり 「金澤神社」があります。 出入口の名前は 神門に随身様が祀られていているから。 もちろん一般道からも参拝できます。 藩校の鎮守社として学問の神様である菅原道真をお祀りしているところ。 菅公は前田家の先祖とされ 御骨を…

冬の風物詩「雪吊り」も素敵!加賀のお殿様の私庭【兼六園】土木水準の高さを知る!

日本三名園とは 水戸の偕楽園、金沢の兼六園、岡山の後楽園のこと。 金沢城の外郭に位置する兼六園は 1676年、加賀藩5代・前田綱紀が 蓮池亭という別荘と周辺の蓮池庭を作庭したのがはじまり。 その後180年間にわたって歴代の城主が 自らの好みのま…

「石川門」「三十間長屋」など【金沢城】石垣めぐりは隅々まで見どころいっぱい②

尾山神社を抜けて 西側の鼠多門から金沢城公園を歩き 城内最大の河北門二の門から 三の丸広場へ入ったところまで 前回の記事にしました。 今回は 三の丸へ通じるもう一つの門 石川門を外から見たところから。 二重櫓と続櫓を門と渡櫓で連結。 破風の下の石落…

【金沢城】の石垣めぐり!!「玉泉院庭園」「大手門」「河北門」から三の丸へ!①

加賀百万石の城下町の中心は 浅野川と犀川に挟まれた丘陵地に築かれた金沢城で 現在の金沢城公園。 もとは北陸における真宗の拠点・尾山御坊だったところで 大坂の石山本願寺のごとく 石垣を備えた城塞のような寺院であったようです。 織田信長の命により御…

「3連アーチ」と「ぎやまん」が美しい神門!【尾山神社】と【金沢城公園】鼠多門

金沢の尾山神社ライトアップ。 この日は遅かったので 目の前の宿泊地でありながら 尾山神社と金沢城公園は諦め… 翌日に早起きすれば 逆算して自由時間を作れそうです^^ ならば朝から行くしかないでしょう♡ 次の日 ホテルの12階からの景色に歓喜^^ 朝ご…

しっとり艶やかな金沢【ひがし茶屋街】で藩政時代のお茶屋の雰囲気を!重文【志摩】

北陸地方のこれからの季節は どんよりとした灰色の空が続くのでしょう。 長い冬のはじまりです。 冷たい雨の降る中 金沢へお邪魔しました。 さむ… さて。 木造家屋に石畳の景観がつややかなこちらは 1820年に加賀藩の政策で 同業者を集中させた町区分を…

空へ!宇宙へ!壮大なロマンに思いを馳せる!【岐阜かかみがはら航空宇宙博物館】

各務原市には 航空自衛隊・岐阜基地があります。 その飛行場は陸軍時代からのもので 各務原は日本最古の空の街なのです。 各務原の街で たくさんの飛行機が造られてきたことを物語る 「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」。 愛称は「空宙博」と書いて「そらは…

またの名を「海の貴婦人」商船士官を目指す人たちのための大型練習帆船【海王丸】

富山県射水市に 係留保存されている初代・海王丸。 まず「射水いみず」という読み方には ちょっと悩みました。 市のページによれば 「射水」の地名は、古くから書物や地図にその名が記されるなど、長い歴史を持つ由緒ある名前です。 射水市は、富山県を代表…

あんなものやこんなものまで!それってじつはあの企業?発見!【カワサキワールド】

メリケンパークに 華やかさを添える海洋博物館。 帆船と波をイメージしたという 白いパイプの屋根が印象的な建物は お洒落な街・神戸にふさわしく。 エントランスホールには 英国艦船ロドニーの模型がお出迎え。 神戸開港を祝うために集まった 英、米、仏の…

「見る、さわる、体験する」いろんな角度で鉄道の世界を楽しもう【京都鉄道博物館】

京都鉄道博物館の記事を書こうと 画像を入れて下書き保存して 忘れたまま2022年となりました^^; 展示内容は それほど変わってないと思うので 昨日行ったことにしても分からないくらい?それはない 1200円のチケットを購入して まずは半分屋外とな…

懐かしい明治のお菓子【カール】と【戦国手帳】を買いましたというだけの話。

今となっては 西日本でしか手に入らないカール。 うすあじも好きだし チーズ味も捨てがたいので 両方買いました、大人ですから。 じつは空箱も欲しかったりして^^ 使い道があるか分からないけど とりあえず綺麗に残したい! だから 前に聞いて覚えてた生活…

安藤忠雄氏の「青りんご」のオブジェが気になる【兵庫県立美術館】見て歩いて愛でる!

2022年8月12日から18日まで 「ひょうごプレミアム芸術デー」でした。 できれば期間内に書きたかったけど 間に合わなくて^^; なので 開き直って記録しておきます。 ある日 いつものようにくだらない情報収集をしていると… 期間中は7カ所の県立施…

先立つものが無くても!それなりに楽しめるんだから!憧れの【銀座】ぶらり。と…

職人たち中心の下町であった銀座では 維新後の大火を教訓に レンガを使った不燃の街づくりが行われました。 明治政府の近代化によるもので ガス燈や街路樹が配された 欧米風の商店街へと整えられたのです。 いっぽうで 急ごしらえの洋館は不具合もあり 払い…

国の重要文化財【日本橋高島屋】と【渋沢栄一】佐渡島産の赤い石を見に行く!

日本橋高島屋へ お出かけしてきました。 お買い物も楽しみだったのですが 建物も見てみたいなぁと思って。 百貨店建築としては初めて 重文指定を受けた高島屋東京店の本館。 周囲の建物の外観とは異なって 全体的に西洋の石造りのような 重圧な雰囲気が目を…

こんなん笑うわ!国の史跡の存在に全く気付いてなかった件【常盤橋門跡】江戸城外堀

お江戸日本橋の象徴的存在でもあった 「三井越後屋(呉服店)」は三越と名を変えて。 クラシックな雰囲気の日銀通り 三井本館(左)と日本銀行(右)↓ 気の向くままに歩いていると 常盤橋なる橋を渡り… 渋沢栄一像に遭遇!! なぜここに?と思いきや 一帯は…

東京まであと何キロ?答えは【日本道路元標】まで!お江戸【日本橋】は陸路の中心

大阪の中央区にあるのは「にっぽんばし」 東京の中央区にあるのは「にほんばし」。 お江戸日本橋は 見てみたいと思っていた場所の1つです。 道路標識で見かける「東京まで〇km」という 「東京」の基準は日本橋で 全ての道は日本橋に続くのだと 勝手に親近…

【皇居東御苑】を歩くなら!無料のガイドツアーあります!その内容や調べたことなど

皇居の東御苑では 「菊葉文化協会」による 無料ガイドツアーが開催されています。 www.kikuyou.or.jp 参加希望者は 三の丸尚蔵館前に集合とのことで マップ頼りに向かいました。 事前予約は受け付けておらず 状況次第で中止となる場合もあります。 人数も少…

高層ビルに囲まれた緑あふれる【皇居】を歩く!【東御苑】で見る江戸時代の遺構

郵便番号100-0001 千代田区千代田1-1 …というのが皇居の住所。 こちらを本籍地にしたい、している人も多いという 人気の住所の一つです^^ 皇居がかつて江戸城の一部であったことも 江戸城があって今の東京があることも 多くの人が知るところ。 江戸城は…

はしゃがない【お台場】真面目に【レインボーブリッジ】と【台場跡】などについて

「日本におけるフランス年」とは フランス政府や民間が 日本でフランスを総合的に紹介した年 1998平成10年から1999平成11年のことでした。 日仏友好の証にと パリの自由の女神像は海を越えたお台場で その優美な姿を披露しています。 日本では時…

【はとバス】に乗ってみた!TOKYOパノラマドライブ(レインボーブリッジ&銀座)

東京に数日滞在なんて滅多とない機会だと思い 時間を見つけては 日々ちょっとした観光をしてきましたよ。 まずは 「本日は、はとバスにご乗車くださいまして…」 からはじまる東京観光の王道を^^ 乗り換えの必要も地図も要らず 時間の都合が付いたとき いき…

国に思いを馳せる!!日本建国の地とされる【橿原神宮】ひとり早朝参拝を楽しむ!

橿原は日の本の国大和のはじまりの地。 いつかきっと、と思っていました。 前日から橿原入りしていたので早起きをして まだ行ったことのない「橿原神宮」へ。 駅舎は橿原神宮を思わせる大きな平入りの屋根。 畝傍山うねびやま見えてるし こっちの方向で合っ…

【KITTE丸の内】の旧局長室からただただ【東京駅】を眺めてきただけの午後。

4階にある「旧東京郵便局長室」から。 白壁と木製品が調和されたシックな空間。 ここから見る東京駅ときたら! 古きよき。 人が多いのが難点、私も含めて^^; ここは明治時代かな?と思わせて うしろのビル群が違うよーって顔して 異なる時代が1つにまと…

珍しいから買ってみた!【平成令和の赤福・白餅黒餅】食べてみた感想などを綴る!!

伊勢の名物として知られる赤福。 近頃は「白餅黒餅」という商品が出ているのですね^^ 桃色に神宮の鳥居と宇治橋が描かれた包装紙は 一目で赤福と分かるくらい馴染みのあるものでしたが こちらは白地に黄金色に輝く稲穂と雲がたなびいています。 「第27回…

古き良き日本の風景「石畳」【弓削神社】と大人気!海がすぐそこ【下灘駅|下灘珈琲】

内子には「石畳があって…」と初日の松山で聞いていたので てっきり石畳が敷かれてるものと解釈してたんだけど 検索したら「石畳」という地名でした^^; 内子で鯛めしからの復路は 日本一海に近い、近かった「下灘しもなだ駅」に寄りたくて。 そして下灘へ…

木蝋ってなにになる?生産のはじまりから終焉までをたどる【木蝋資料館 上芳賀邸】②

パラフィン製の洋ろうそくは馴染みがあるものの 和ろうそくは似て非なるもの。 それはハゼノキから採れる木蝋などを 丁寧に塗り重ねて仕上げ ろうそくの芯までもが植物由来。 地球にやさしいことはもちろん すすが少なく周囲を汚さず、汚れても落としやすく …

豪商たちのまち【内子町】なまこ壁や漆喰の装飾を見て楽しむ【木蝋資料館 上芳賀邸】①

小田川と中山川が合流するあたりが中心地となり 流域では和紙や葉たばこ、柿、栗を産し なにより木蝋の産地として栄えてきた内子町。 町の北西には 内子の製蝋業がはじまった幕末から大正期にかけてつくられた 八日市護国の古い町並み。 桝形のある坂道に沿…

まち歩き【商いと暮らし博物館】とビール王・生家は今【文化交流ヴィラ高橋邸】に!

四国霊場遍路や金毘羅参りの人々で賑わい 様々な物資の集散地でもあった愛媛県の内子町。 ことに木蝋もくろうと和紙の生産で繁栄した町は 想像しながら昔の様子を読み取る町歩きが人気のようです。 内子座から上芳我かみはが家住宅まで 約900m間を中心に…

貴重な舞台裏が見られます!100年続く数少ない伝統的な芝居小屋【内子座うちこざ】

江戸から大正時代の家並みが残る 愛媛県喜多郡内子町うちこちょう。 別子銅山跡が土砂崩れのため見学できず おすすめの場所、と松山で教えていただいた町。 最終日に帰路と逆方向とは思うところありましたが 知らない町を見てみたい気持ちが上を行き 松山市…

【松山城】最終防衛となる【本壇】と夜はいっぱい飲んで食べてきましたよという話

松山城は1602慶長7年正月15日 加藤嘉明によって起工されました。 石材などは 正木(松前)城まさきじょうや湯築城などから運ばれたものも多かったようです。 翌年10月に嘉明は正木から新城下に移り 城下を松山と命名し、城の名前を松山城としました…