史跡名勝など
日本の伝統的な結婚式に欠かせない能・謡曲「高砂」 「高砂神社」がその発祥ということで訪ねてみました。 神功皇后が国家鎮護を願い 大己貴命を祀ったのが起源という歴史の古い神社です。 高砂神社が高砂牛頭天王とも呼ばれるのは 平安時代に疫病が流行るも…
いつか必ず、と思っていた「生石神社おうしこじんじゃ」。 ご神体は巨石を加工したもので いつ、誰が、何の目的で、どのようにつくられたのか 謎多き岩であるということで興味津々でした^^ 石に恵まれた土地柄とあって 神門も立派な石垣が組まれています。…
北陸の古都・金沢を流れる「浅野川」。 「浅野川大橋」が 2000年に国の登録有形文化財になっていたということと 「主計町かずえまち茶屋街」がとても近いことを知り 合わせて立ち寄ってみました。 以前 金沢を訪問した時は 「ひがし茶屋街」まで行ってい…
徳川家康の出生地である愛知県岡崎市。 岡崎城のある岡崎公園に 2023年の春、お邪魔してきました^^ 大手門は再建で昔とは場所が異なるそうですが くぐると「葵の紋」がお出迎え。 豊臣秀吉の「五三の桐の紋」といえば 桐は鳳凰がとまるという格の高い…
製鉄や造船、繊維業などが集中する関西圏をはじめ 日本の経済成長を支えるべく 自然環境が厳しく人跡未踏の地である黒部川上流に 第四発電所を建設するに至った関西電力。 その一大事業は 秘境の地にダムをつくるための資機材搬入路を開くことからはじまり …
大坂の豊臣方への備えや水害などへの対策として 都市をまるごと移転させた「清須越し」で 徳川家の威信をかけて築城した名古屋城。 天下普請により 豊臣秀吉の重臣であった外様大名たち※20藩ほどが 築城に携わり1612年に完成を見ました。 ※加藤清正、…
この話を知ったのは 中学校の音楽の授業で。 歌舞伎「勧進帳」の映像を見たのです。 言葉が理解しにくく 内容がよく分からないものの 先生が補足をしてくれて 生きることの厳しさの中にも 優しさがあるのだと感じました。 時は流れて 舞台となった場所が小松…
日本三名園とは 水戸の偕楽園、金沢の兼六園、岡山の後楽園のこと。 金沢城の外郭に位置する兼六園は 1676年、加賀藩5代・前田綱紀が 蓮池亭という別荘と周辺の蓮池庭を作庭したのがはじまり。 その後180年間にわたって歴代の城主が 自らの好みのま…
尾山神社を抜けて 西側の鼠多門から金沢城公園を歩き 城内最大の河北門二の門から 三の丸広場へ入ったところまで 前回の記事にしました。 今回は 三の丸へ通じるもう一つの門 石川門を外から見たところから。 二重櫓と続櫓を門と渡櫓で連結。 破風の下の石落…
加賀百万石の城下町の中心は 浅野川と犀川に挟まれた丘陵地に築かれた金沢城で 現在の金沢城公園。 もとは北陸における真宗の拠点・尾山御坊だったところで 大坂の石山本願寺のごとく 石垣を備えた城塞のような寺院であったようです。 織田信長の命により御…
お江戸日本橋の象徴的存在でもあった 「三井越後屋(呉服店)」は三越と名を変えて。 クラシックな雰囲気の日銀通り 三井本館(左)と日本銀行(右)↓ 気の向くままに歩いていると 常盤橋なる橋を渡り… 渋沢栄一像に遭遇!! なぜここに?と思いきや 一帯は…
皇居の東御苑では 「菊葉文化協会」による 無料ガイドツアーが開催されています。 www.kikuyou.or.jp 参加希望者は 三の丸尚蔵館前に集合とのことで マップ頼りに向かいました。 事前予約は受け付けておらず 状況次第で中止となる場合もあります。 人数も少…
郵便番号100-0001 千代田区千代田1-1 …というのが皇居の住所。 こちらを本籍地にしたい、している人も多いという 人気の住所の一つです^^ 皇居がかつて江戸城の一部であったことも 江戸城があって今の東京があることも 多くの人が知るところ。 江戸城は…
「日本におけるフランス年」とは フランス政府や民間が 日本でフランスを総合的に紹介した年 1998平成10年から1999平成11年のことでした。 日仏友好の証にと パリの自由の女神像は海を越えたお台場で その優美な姿を披露しています。 日本では時…
道後温泉の湯築城ゆづきじょう一帯から開かれた松山は 長らく河野氏が治めていたところ。 豊臣秀吉の四国征伐ののち 加藤嘉明は正木城(松前城)まさきじょうに居城を命じられます。 やがて迎えた関ケ原の合戦では嘉明は徳川家康に従い ※8つの藩に分かれた…
夏目漱石の本名は夏目金之助といい ペンネームのほうがあまりに有名です。 「漱石枕流そうせきちんりゅう」という故事成語からとったもので 自らをかなりの変わり者、頑固者であると認め 気に入って使っていたようです。 漱石が英語教師として 松山中学校で…
翌朝の天候は春の嵐のようで できれば お宿でゆっくり過ごしたい。 しかし無情にも10時には 追い出されてしまうので←言い方 そうもいきません。 屋内型美術館などもありましたが 乗用車で出かけると 地味に悩ましいのが駐車代。 この日は 料金のかからない…
瀬戸内海のほぼ中央 周囲3kmの小さな島、「小島おしま」。 安芸の国と伊予の国にかかる 芸予諸島の一部であり 愛媛県今治市域となります。 日露戦争に備えて 建造された要塞が 崩れながらも残っている 過ぎ去った時を思い起こすような 不思議な世界が広がっ…
天守閣の見学が長かったので 係のかたから 「熱心に見てくださって」と 声を掛けられました。 楽しかった旨を伝えると ご存知のことでしょうが、と 伊賀上野城のちょっとした知識など お話していただき… 最後は お声がけしてすみませんでした、だなんて こち…
2022令和4年も 元旦から開館しているという やる気まんまんな「文化産業城(伊賀上野城)」。 窓口では 「御城印」も販売されていて こういうの見る度に少し考えるものの 今回も見送り^^;入城料600円なり。 入口正面では藤堂高虎がお出迎え。 お…
伊賀上野城の 「高石垣」を愛でるための案内板から。 …のはずなのに 枝草が邪魔なことを観光協会に伝えたいです^^; 入城する前に 東西の大手門跡を確認したかったのですが↓ こんな立派な「白鳳門」なる門が現れたので もうこれでいいや、と こちらから坂…
伊勢と甲賀の間に位置する伊賀の国は 京、大和と伊勢を往来するための 重要な地でした。 戦災に遭わなかったのが幸いし 名所旧跡が点在する城下町になっています。 ただ 実際に歩いてみると 住宅街に点々と残っているという印象で 景観への配慮はあるものの …
鳥羽市街の港湾を望む高台に 1594文禄3年 鳥羽城が築城されました。 当時の伊勢と志摩との国境に建ち 海上交通の難所を沖合に控え 城主である九鬼嘉隆は 海賊大名の名を 欲しいままにしていたことでしょう。 九鬼氏は 熊野水軍を祖に持つとされ 11代…
あのころ ただ行ってきただけで 多くの見落としや 見直したいところがあるのです^^; 歴史への興味を持つ きっかけとなった場所の1つで できればもう一度行ってみたい そんな思いを馳せる場所「一乗谷朝倉氏遺跡」。 福井市街地から南東約10kmあたり…
「く!草津よいとこ 薬のいで湯」←上毛かるたです。 兵庫県の有馬温泉、岐阜県の下呂温泉とともに 日本3名泉に数えられ 江戸時代に作成された温泉番付では 東の大関に挙げられた名湯です。 「にっぽんの温泉100選」でも 18年連続1位という 不動の地位…
姫路市の北西はずれ 比叡山や鳥取の大山だいせんと共に 天台宗の三大道場に数えられ 「西の比叡山」の異名を持つ 「書写山しょしゃざん圓教寺(円教寺)えんぎょうじ」。 発声しづらい山号と寺号ですが 「書写山の社僧正しゃそうじょう」という言葉が ※外郎…
名勝・天橋立を眼下に臨む「成相寺」。 西国霊場の第28番札所として信仰を集めるこのお寺は 標高569mの成相山(鼓が岳)の中腹に位置します。 ケーブルと登山バスでも参れますが 乗用車なら費用が4分の1で済む計算^^ 「丹後国分寺跡」から 北へ延…
戦国時代最後の下克上ともいわれる「本能寺の変」 明智光秀が 本能寺に宿泊している織田信長を急襲し 自害に追いやったという あまりにも有名で謎も多いといわれる出来事です。 1582天正10年6月2日のことで 明智光秀は信長からの命を受け 丹波亀山城…
中華でもないのに「中国地方」とは 今の関西あたりが中心であった古代 中央から近国きんごく→中国→遠国おんごくと 区分していた名残のようで。 その北東部に位置する「鳥取県」。 北は日本海に面する「山陰地方」でもあり 東は兵庫県、南に岡山県と広島県、 …
移動もままならないこの頃ですが 3年前の今日のできごと。 新緑が目にまぶしい「向島百花園」です。※2021.3より臨時休業中 150円って安すぎやろ!お手入れできるの? 1804文化元年ごろにできたらしいので 勝手に読んでほしい↓ 園内図の確認。 …