散策
パラフィン製の洋ろうそくは馴染みがあるものの 和ろうそくは似て非なるもの。 それはハゼノキから採れる木蝋などを 丁寧に塗り重ねて仕上げ ろうそくの芯までもが植物由来。 地球にやさしいことはもちろん すすが少なく周囲を汚さず、汚れても落としやすく …
小田川と中山川が合流するあたりが中心地となり 流域では和紙や葉たばこ、柿、栗を産し なにより木蝋の産地として栄えてきた内子町。 町の北西には 内子の製蝋業がはじまった幕末から大正期にかけてつくられた 八日市護国の古い町並み。 桝形のある坂道に沿…
四国霊場遍路や金毘羅参りの人々で賑わいを見せ 様々な物資の集散地でもあった愛媛県の内子町。 ことに木蝋もくろうと和紙の生産で繁栄した町は 想像しながら昔の様子を読み取る町歩きが人気のようです。 内子座から上芳我かみはが家住宅まで 約900m間を…
江戸から大正時代の家並みが残る 愛媛県喜多郡内子町うちこちょう。 別子銅山跡が土砂崩れのため見学できず おすすめの場所、と松山で教えていただいた町。 最終日に帰路と逆方向とは思うところありましたが 知らない町を見てみたい気持ちが上を行き 松山市…
松山城は1602慶長7年正月15日 加藤嘉明によって起工されました。 石材などは 正木(松前)城まさきじょうや湯築城などから運ばれたものも多かったようです。 翌年10月に嘉明は正木から新城下に移り 城下を松山と命名し、城の名前を松山城としました…
14時まであと30分というところでしたが 駐車場も受け入れてくださって無事チェックイン。なんて寛大な^^ こちらにお世話になりました。 www.daiwaroynet.jp 駐車料1泊1000円なら安く抑えられてますよね? そして当初の旅行の計画では 初日に市内…
瀬戸内海は本当に綺麗! 初日は移動と小島おしまだけで 時間を費やしてしまったけど 長時間の移動もこんな景色なら ドライブしがいがあるというもの。 2泊3日の愛媛県観光は 当初の計画から いろいろと変更を強いられ 初日に道後温泉に宿泊です。 商店街(…
天守閣の見学が長かったので 係のかたから 「熱心に見てくださって」と 声を掛けられました。 楽しかった旨を伝えると ご存知のことでしょうが、と 伊賀上野城のちょっとした知識など お話していただき… 最後は お声がけしてすみませんでした、だなんて こち…
伊賀上野城の 「高石垣」を愛でるための案内板から。 …のはずなのに 枝草が邪魔なことを観光協会に伝えたいです^^; 入城する前に 東西の大手門跡を確認したかったのですが↓ こんな立派な「白鳳門」なる門が現れたので もうこれでいいや、と こちらから坂…
伊勢と甲賀の間に位置する伊賀の国は 京、大和と伊勢を往来するための 重要な地でした。 戦災に遭わなかったのが幸いし 名所旧跡が点在する城下町になっています。 ただ 実際に歩いてみると 住宅街に点々と残っているという印象で 景観への配慮はあるものの …
「伊賀上野城」を改めて見てみたく お城界隈にも気になるところがあって この日は朝から散策しに来ました。 初めて歩くから遠回りになったけど どうやら最初の目標に到着。 「小田小学校」と掲げているのは… 三重県指定文化財「旧小田おた小学校本館」。 忍…
芋、たこ、なんきん といえば井原西鶴の頃からの 世の女性が好む食べ物のことで この中の1つを扱っていれば そのお店は潰れない、と どこかで聞いたことがあります。 それが本当かは別として 前ブログで安乗神社へ参拝したのは 「きんこ芋」のお店も気にな…
富士吉田といえば 「吉田のうどん」!! うどん好きとしては気になります^^ 「御師お休み処」では 人気のお店を このようなランキングで紹介されていました↓ 「麺許皆伝」と「白須うどん」が ジャンル別でも3つ入っていますね。 そして たまたま出会った…
山梨県富士吉田市です。 富士急行線「富士山駅」からこんにちは^^ ストレートな駅名からも 富士山観光の玄関口であることが分かります^^ 駅前の観光案内所で こんなご案内を見つけました^^ 「富士山信仰を学ぶ2時間コース」を参考に 散策してきました…
「く!草津よいとこ 薬のいで湯」←上毛かるたです。 兵庫県の有馬温泉、岐阜県の下呂温泉とともに 日本3名泉に数えられ 江戸時代に作成された温泉番付では 東の大関に挙げられた名湯です。 「にっぽんの温泉100選」でも 18年連続1位という 不動の地位…
「本能寺跡」から「本能寺」へ向かうまでに 「頂法寺」にも立ち寄っていました^^ 頂法寺というよりは 「六角堂」と呼ぶほうが知られているようで 名のごとく六角通りに面しています。 …というよりは 六角堂があるから六角通りなんですよねきっと。 寺伝に…
豆腐って好きじゃなかったけど 誘われて行きました「順正」 田楽も良かったし。 2人前にしても ちょっと量が多いけど 湯豆腐おいしかったなー。 南禅寺界隈には 明治の名残のインクライン。 琵琶湖と京都を結ぶ疏水の 高低差がある蹴上けあげのあたりは 滑…
同じ飛騨地方の高山市に 名が押され気味ではありますが 飛騨市の市政の中心である「古川町」も 小さいながら城下町でした。 戦国時代 豊臣秀吉の命を受け 金森長近が飛騨を統一し 養子である2代目・可重ありしげは 1589天正17年 古川に増島ますしま城…
東は日本海(美保湾)に面し 北の境水道と西の中海なかのうみを隔てた先は島根県という 三方を海に囲まれた鳥取県境港さかいみなと市。 美保湾と中海を隔てるのは 全長17kmの弓ヶ浜半島で 東側の弓ヶ浜の海浜以外は開発が進み ここが砂だけで出来た半島…
山陰地方を代表する温泉の1つ 鳥取県の「三朝みささ温泉」。 三方を山に囲まれたのどかなところで 町の中心を流れる三朝川の両岸に 旅館が建ち並びますが 開湯の歴史は古く平安時代の1164年のこと。 三朝温泉に伝わる話によれば… 源義朝の家臣・大久保…
桂浜へ来たぜよ^^ 高知市のサイトによると 坂本龍馬像は 高知県の青年有志が募金活動を行い,当時の金額にして2万5千円を集め建立。昭和3年5月27日午後2時,除幕式を行い姿を現した龍馬像。和服姿に懐手,ブーツ姿の龍馬は,はるか太平洋の彼方を見つめて…
熊野古道・馬越峠まごせとうげからの寄り道で 便石山びんしやまへやって来た私。 目標の「象の背」へ出ると 馬越峠で私を抜かしていった外人さん2人が ドローンを飛ばしていた。 ずっと何かの機械音が聞こえていたので 世界遺産を傷つけてないかと ちょっと…
お伊勢参りが流行した江戸時代 伊勢路は 伊勢から熊野詣でのための参詣道として 多くの庶民が行き交ったようです。 ぞろぞろと熊野へ向かう人々のようすは 「蟻ありの熊野詣」と称されました。 現在 伊勢路は19区分され 古道ウォークができる世界遺産とし…
天気の良い平日とはいえ春休み。 こんな日は静かなところへ行ってみようと 早朝から車を運転して「熊野古道」を訪ねました。 まず熊野古道とは 平安中期以降、紀伊半島南部にある熊野三山 (熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)への信仰が広がり そ…
前回、前々回は 今井町にある楽しいもの2つ 「お豆腐屋さんの自販機」と 白衣の人おすすめの 「おにみみコーラ」を取り上げましたが 再び町並み散策に戻ります。 時間は14時前となり 本町筋には木曜定休の甘味店などと 予約制の料理店しか無いので 白衣の…
お豆腐屋さんの自販機に感心して さて飲食店を探そうと思うも すぐ隣にまたもや気になるものが!!! 春のコーラが入荷しました…だと…?? おにみみかぜぐすり?おにみみって…??? 情報量に追いつけないでいると 白衣の薬剤師さんらしきかたが表へ出てきて…
江戸時代の町家の面影を残す建物が 600軒ほど残る今井町。 そのうち500軒が伝統的建造物 さらに9軒が国の重要文化財に指定されており 貴重な建物がこれだけ集中している町も なかなかお目にかかれません。 一向一揆における本願寺の降伏にともない 今…
歴史ある街並みが残る橿原市今井町。 濠で囲んだ城塞都市は 江戸時代には商業都市へと発展したところで 見通しの利かない細い路地には 瓦屋根と白壁の家々が続きます。 辻が多い非碁盤目状の道筋は どう歩けば効率良いのか悩ましいところですが 東から攻めて…
奈良県内には 「今井町」という名の町が 大和郡山市、橿原かしはら市と五條市の3市にありますが 今回は 今も昔ながらの面影が色濃く残る橿原市今井町を取り上げました。 まず橿原市は 奈良市に次いで県下第2位の街で 耳成山みみなしやま、天香久山あまのか…
神宮の参拝後は お買い物など散策するのがお楽しみ。 とはいえ この日はまだ早朝だったので 閑散としてました。 伊勢ではどの家もお店も 厄除けの注連縄が一年中かけてありますね。 銀行の外観も町並みに合わせてあります。 神宮におみくじは無いけど おみく…