熊野古道・馬越峠まごせとうげからの寄り道で
便石山びんしやまへやって来た私。
目標の「象の背」へ出ると
馬越峠で私を抜かしていった外人さん2人が
ドローンを飛ばしていた。
ずっと何かの機械音が聞こえていたので
世界遺産を傷つけてないかと
ちょっと心配してました^^;
「久しぶり!めちゃくちゃ時間かかったわ!」
って2人へ歩み寄ったら
「遅かったね、ドローンで遊んでたよ。」
みたいなずいぶんとノリが良い返事。通じた♡
聞けば30分前には到着していたらしい。
それからはもう
駅前に留学したのは無駄じゃなかったと
文法なんかお構いなしで
あれこれ喋って…
変な日本人だと思われてたんじゃないかな^^;
目標にしてた 絶景ポイントの「象の背」
すごいな!!私!!登れたよ!←そこ?
※象の背の目の前は馬越峠です
でもこれ以上前に進めない…
たぶん真下はさっき上ってきた石段のある森。
怖すぎて確認できず。
青服の某基地に住む軍人さん
橙服の学生さん
グッジョブな私^^;
ここ(象の背)は
一生に一度は体験すべき場所
ということで話がまとまり
最後は「良い旅を!」と言って
ほんとは座って休憩したかったけど立ち去り
落とした手袋を見つけたところで
ベンチに腰掛けた。
しばらく休んでいると
2人の声が近づいてきて
せっかくかっこよく立ち去ったのに?
足は動かない隠れるところもないで
抜かされるのはなんだか気まずいような?
と思ったけど
元気出して!帰りは下りだぜ!みたいな感じで
颯爽と通り過ぎて行ったのでした。
はははクレイジー^^;日々鍛えてる人は違うなぁ…
こちらは
やっとの思いで再び馬越峠。
茶屋跡からは
標高522mの「天狗倉山てんぐらさん」へも通じており
大きな岩からの絶景が楽しめるようですが
梯子で上る箇所があるらしく断念しました。
そして遭難用のチョコレートを食べ♡
用意してたお茶も無くなる…登山なめてました
13時27分
尾鷲市側へ降りる途中に
ネットで調べた登山者向けのカフェがあるはずだから
そこで何か食べることを目標に下山。
13時31分
13時36分
下りは脚に響く…というか激痛…
13時39分
13時44分
13時48分
「桜地蔵」
対岸へ渡る気力もない。
石畳の終わり。
13時55分
ここからは「馬越公園」になるそうです。
14時06分
22分の22!!終了!
あれ?
カフェなかったな…
14時08分「行者堂」
まだ見どころあったよ…行っとく?
お腹すいた足痛い喉渇いた。
そして公園を出たところで
探していたカフェがありました。
某ネットでは
峠の途中と書いてあった気がするけど
完全に麓だし休みだし。
ここに自販機あるから喉だけでも潤おそう。
峠の途中には飲食店などは全く無く
お手洗いは道の駅海山と
馬越公園の2か所のみなので
なにかの間違いで
この記事を読んでくださり
歩きに行かれることがあれば
準備が必要です。
そして自販機前で
ついに道路に座り込み
冷たいお水が喉に染み込む。
もう立ち上がるのもしんどいわ!!
この先
住宅地を抜けるとJR尾鷲駅があり
そこから路線バスで道の駅へ戻るように
パンフに書いてあるけど
駅まで歩くのも無理。
スマホの電池も切れそうだし
公衆電話ないかなぁ…?
ぉお?
分かってるじゃん^^
しかも検索しなくてもタクシーの番号書いてある
分かってるじゃーーーーーん♪
ということで
帰りは麓までお迎えに来ていただき
道の駅海山まで送っていただきました2600円なり。
運転手さんによると
- 麓から尾鷲駅まで徒歩30分かかる
- 尾鷲駅と道の駅海山間は車で10分
- バスで2区間
- しかしバスは2時間に1本
- わりと皆さん駅からタクシーで道の駅まで帰られるが
- 今回のように麓まで迎えに来ることは少ない
とのことでした。
★馬越峠についてのまとめ
馬越峠コースは「道の駅海山」ー「JR尾鷲駅」間
距離は約5,2km
所要時間は約2時間45分
復路は路線バスあり
路線バスのホムペありました↓
道の駅海山(バス停名 鷲毛と入力)から
路線バスで尾鷲駅(バス停名 尾鷲駅口と入力)へ抜けて
馬越峠を歩いて道の駅海山まで戻る逆ルートなら
バスの待ち時間がないと思います。
紀北町側の鷲毛バス停は馬越峠の看板の右です↓