お伊勢参りが流行した江戸時代
伊勢路は
伊勢から熊野詣でのための参詣道として
多くの庶民が行き交ったようです。
ぞろぞろと熊野へ向かう人々のようすは
「蟻ありの熊野詣」と称されました。
現在
伊勢路は19区分され
古道ウォークができる世界遺産として
訪れる人々が絶えません。
今回は
初心者向きである「⑦馬越峠コース」の体験と
便石山・象の背からの景色を楽しんできました。
紀北町側入口の標高は50,9m
馬越峠の標高は325,0m
峠までは1時間5分とあります。
途中の見どころ…
目標の便石山びんしやまは峠から2時間と知り
軽くめまいがしましたが^^;
まずは峠までを目標にしてみよう。
8時22分 出発
8時33分 100m間隔で置かれている道標。
まだ200mなのに足への負担がすごい^^;
苔で滑るから足場を考えないと。
江戸時代に整えられたという石畳。
8時40分 最初の見どころ「夜泣き地蔵尊」。
道の駅を出てから
30分で来れたのは案内板通り^^
8時41分 続いて「一枚岩の石橋」が見えてきた。
馬越峠を代表する風景。へぇ?綺麗ね^^
石橋から上流を見る。
気温は15℃
湿度が少し高めなこともあり
すでに1人で暑いけど
まだ蚊が発生してないから
歩くには良い時期。
けど
鼻水すすっちゃうのは花粉のせい?^^;
8時45分
ここに来てからずっと腐葉土のにおいだと思う、これは。
8時49分
聞こえるのは
鶯の鳴き声と川の流れの音と
自身の息切れだけ^^;
8時55分
ここは熱帯雨林か。
8時59分
誰もいないと思ってたら
テンポの良い足音が下から聞こえてきて
これは道を譲ったほうがいいかも、と
抜かれざまに「こんにちわぁ」って言ったら
「コンニチワー」って2人外人さんだった。国際的やな^^
9時03分
9時08分
大した距離も歩いてないのに
初めて見たベンチの誘惑に負ける^^;一目惚れか
9時14分 22分の9!!
ちょっと歩きやすい♡
9時16分
「頭上注意」って?
足元しか見れなくてそんな余裕ない。
9時20分
うわぁ…
根上がりが天然の階段になってる…
9時23分 時の流れを感じる石垣…
うっそうとした感じから
木の密度が薄くなってきて
ようやく峠かな?
9時24分
到着。看板より5分遅れ^^;
峠から1時間強で尾鷲へ降りられるみたい。
かといって便石山までは片道90分かぁ…人生の分岐点だわ…
でもこの絶景は見たいよね!次は無いだろうし!
…と意気込んだのは良いものの
写真では高低差が分かりませんが
急な階段をたくさん降りながら
復路を考えると迷いが消えませんでした。
どこからどこまでか分りませんが
「尾鷲トレイル」ということになっているそうです。
9時51分
10時02分
やばい2度目のお座り。動きたくなくなる…
しかも手袋片方落としたみたい 。
疲れすぎて気付かんかった…私としたことが。
10時10分
あぁぁもうチェーンにつかまらないと無理だこれ。
さっきから一緒のとこばっか歩いてない?
ネットで見た
「最後の急な上り階段」って最後どれ?
どんだけ急なのか気になる…
10時51分
10時54分「頂上30分」…?
もう引き返せないな^^;
つらい全身に嬉しい平地。
…というのも束の間で
最後の急な階段とはこの石段のことか。
そうあってほしい!!
頭上から
楽しそうな声が聞こえてきます、外人さんの。
「象の背」ってこの真上かな?
こんなに足がつらいこと今まであった?
人生さえ
いつも楽なほうばかり選んできたし。←
11時06分
登れるのかと心配になるも
なんとか岩に手をかけることもなく
上っては立ち止まり。
最後じゃなかったまだ階段!!
11時18分 便石林道と合流する三叉路。
もぅ全身を使って上る…
こんな緩い階段さえ休み休みとは^^;
11時21分
ついに!山頂!!!!標高599,2m。
山頂からの見晴らしなど無く
案内板だらけですが
ここから少し降りると「象の背」へ行けるはず。
でもでも
朝の外人さんたちの声が聞こえるんだよね
確実に「象の背」から。帰らないのかな?
そんなに広くないだろうし
ここはやっぱり
「ろんぐたいむのーしぃ」って感じか?勝手に知り合いレベルw
つづく