ほぼ旅かなり旅ぜんぶ旅手帳

気になることだけを気にしてたところまで取り上げました

早朝の【門司港レトロ】見て歩きと【門司港駅】はホームまでもレトロでした

新門司港からの無料連絡バスの終点は小倉駅なのですが

手前の門司駅で降車して

電車で門司港レトロに立ち寄ってみました。

 

早朝なら人目を気にせず行動できるかと思って^^

マップを見てさくさく散策^^

 

塔が目を引くこちらは「北九州市旧大阪商船」

玄関の位置が気になるのは私だけ???真ん中につくってほしかった

 

時間になると上がる跳ね橋を渡って…

↑103mの高さにある展望室が人気の

「門司港レトロ展望室」ですって。

もちろん営業時間外ですよ^^;

 

その手前の赤煉瓦の建物は…

「旧門司税関」↓

なになに?

妻木頼黄つまきよりなかって東京の日本橋でも出てきたよ↓

聞いたことある人が出てくると

理解しようという気になるよね^^

 

赤レンガと装飾のある御影石の取り合わせが明治っぽい^^

修復されていない昔のままの部分とか。

お隣には「北九州市大連友好記念館」↓

営業時間内なら

内部は無料で見学できるらしい。

 

平成時代築なのに門司港レトロに馴染んでますね。

てくてく歩いていたらハート発見!

みつけたら幸せになるやつ♡

 

あら、かわいい^^

「ポケふた」あったよ↓

関門橋の左のあたりが山口県の下関という近さ。

重文「旧門司三井倶楽部」本館↓

くっついてる和館↓

薔薇が見ごろでした。

蔦が這うビルとか。

現役の銀行…

1934(昭和9)年の竣工だと新しいほうかな?

ふらりと入った喫茶店までもレトロ。

門司港駅の旧貴賓室が9時半から見学できるとあったので

喫茶店で過ごしていたのでした。

 

駅まで戻ると人も増えていて

先に写真撮っておいてよかった、と自己満足。

駅前には「バナナの叩き売り」発祥の地を示す碑↓

1908(明治41)年の当時

日本領であった台湾と

地理的に近い門司港との航路がひらかれ

安定して大量のバナナが輸入されるように。

 

輸送中に熟れてしまったものは市場に出せないため

なるべく早く売りさばこうとはじまったのが「バナナの叩き売り」で

軽妙な売り口上は現在まで伝えられ

門司の風物であり日本遺産に認定されています。

 

そして門司港駅↓

前訪問時は駅舎改修中で残念な思いをしましたが

6年ぶりに足場が外されたのが2019年

クラシックな外観を見せています。

 

創建は1914(大正3)年で

現役の駅舎で国重文指定を受けているのは

門司港駅と東京駅のみ。

 

北九州市のホムペより

外壁は石貼り風にモルタルを塗り、屋根には天然の石盤をふきました。また、失われた屋根まわりの飾りを復原し、昭和4年に設置された正面車寄せのひさしは取り除いています。

なお、正面の大時計は大正7年に取り付けられたものですが、その歴史的価値から残すことになりました。

 

改札口↓

待合室↓

資料室↓

もとは食堂だったらしい。

今では有りえない陶器製↓

さて
細身の真っ赤な階段を2階へ…

チョコレートのような色と

砂糖菓子のような電球が

生クリームに映えて…あらやだ!お腹空いてる?

手前のお部屋は旧次室↓

奥は旧貴賓室で大正天皇など皇族の方々が

御休憩に利用されたと思われます。

華奢な背もたれも乙女チックで

全体的にかわいらしくまとまっています。

 

ほか

1964(昭和39)年まで

本州とを連絡していた船乗り場への通路跡など。

山陽本線や国道2号線の海底トンネルの完成で

姿を消すまで一日平均2万4000人、平均53往復

およそ半世紀にわたり多くの人を輸送してきた連絡船。

 

通路はふさがれてしまったものの

この先100mほどが桟橋でした。

 

改札を抜けて

鹿児島本線の起点↓

0哩標ぜろりひょうあります!

ベンチさえ無いホーム↓

梁は線路のレール材ですって。

 

屋根も木製で時代を感じるつくりは

どこか懐かしい気持ちになりますね。

 

ここから小倉駅へ向かいます。

 

門司港駅はこちら↓