祝・御遷宮!!神様のお引越しと間違いのない参拝の方法

御正殿までの

参道を進めば

右には

鮑を調理する御贄調舎でした。

 

そこから先の参道は

柵が置かれ

進入禁止となります。

 

柵に突き当り

手前左が

現在の御正殿ですが

2013(平成25)年10月までは

柵の向こう(現・御正殿の東)に

御正殿が

建てられていたのです。

 

神宮には

内宮や外宮、別宮の横に

御正殿と同じ広さの御敷地(みしきち)があり

20年ごとに

交互に

同じ形の御正殿を

造り替えます。

 

式年遷宮

飛鳥時代

天武天皇が定められ

持統天皇の御代

690年

初めて行われてから

平成25年で

62回目となりました。

 

当時は

大陸の文化を取り入れ

法隆寺のように

現代にも残る堅固な建物を

造ることも可能であったと

思われますが

あえての20年ごと。

 

なぜ20年に1度なのか?

 

これという正解は

どこにも書かれていないそうですが

よく挙げられる理由としては

まず

御正殿が

新しさを保つ限度が

20年ということ。

 

穀物の倉庫がモデルという

唯一神明造りの御正殿は

塗装もせず

掘立て柱に茅葺き屋根という

簡素な造りのため

苔むしたりして

新しさが失われてゆくのです。

 

大御神が

常に瑞々しく

お力を発揮されるためには

御正殿も

常に清らかにという

祈りを込めて

行われるものであると。

 

神道における

常若(とこわか)というもので

常に若い生命の輝きを求める

という思想に基づくものだそう。

 

 

 

西洋の遺跡には

巨石が使われ

今となっては

つくり方も分からないというのは

よく聞くことですが

神宮においては

神代の昔さながらに

御正殿を建て替え

そこに納める神宝類は

伝統工芸の粋を尽くして調え

神遷しの祭りを行うということを

繰り返してきたことで

人々の記憶や

もろもろの技術が

更新できてきたということ。

 

よって

信仰の精神と

技術の継承も

理由の1つとして挙げられます。

 

 

それから

天皇1代に一宮を造営するという

一代一宮説や

稲の貯蔵期限が

20年ということなどなど。

 

 

 

長くなりましたが ←これでも短くしたほう(^^;

1300年間続く

20年に1度の大祭は

神宮にとって

かけがえのない尊いお祭りであり

その時代の集大成であるのです。

 

 

 

また

隣り合う東西の御敷地は

東に御正殿が建つ20年は

米蔵といわれ

食料は満ち足りるが

経済は停滞し

人が助け合う時代に。

 

西側が御敷地となる20年は

金蔵といわれ

経済は発展するというのが

神領民の住まう伊勢一円に

伝わるお話。

 

思えば

過去20年の間には

大きな災いが起こったりしましたが

遷宮後は

賛否ありますが

東京オリンピック

伊勢志摩サミットが

決まりましたよね。

 

そう考えると

当たってなくもないような???

 

 

 

さて

ここからは

いよいよ御正殿。

 

30段ほどの

石段を上がった高台には

五重もの御垣に守られた御正殿が。

 

やはり

安安と拝することはできず

一般の参拝は

外から2つ目の御門前まで。

 

撮影も

階段から先は

禁止となります。

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創建当初

皇祖をお祀りする神宮は

天皇のみが

国家の泰安を祈り

幣帛(へいはく)を奉ることができました。

 

一般庶民にまで

信仰が深まったのは

御師(おんし)と呼ばれる人々の活躍によるところが

大きいのですが

ここでは割愛 ;つД`)

 

元来

天皇が国のことを

祈るための場ですから

私たちが祈るなら

個人的な願いより

ただ感謝するのが

ふさわしいかと。

 

今では

お神楽などで

いろいろと祈願することもできますが

かつては

個人的な捧げものや祈願は

禁じられていたところなのです。

 

神宮に

お賽銭箱が無いのは

そのためでした。

 

手を合わせる御門の前には

確かにお賽銭箱は無く

白い布が

一面に敷かれています。

 

お金は不浄なものなので

神宮が

穢れないようにしてあるのを知らずに

参拝者が

お賽銭を置いていくのです(笑)

 

しかし

みんなが間違っていれば

それが正解と考えて

私も

お賽銭を

置いていくのでした (´艸`)あかんかな?

 

ほかにも

狛犬が無かったり

鈴が無かったり

しめ縄が無かったり

おみくじが無かったり…

 

といったことも

神宮の歴史が

極めて長く

古い様式を

今に伝えているからなのです。

 

まだ続くんだけど…(;´∀`)