「日本の屋根」と言われる長野県は
8つの県に囲まれた海なし県です。
北信から縦走する「志賀草津ルート」を
超えれば群馬県となりますが
起点となる志賀高原の麓あたりは
下高井郡山ノ内町といい
町の中には「湯田中渋温泉郷」として
一帯に点在する9つの温泉郷があることで
知られています。
中でもよく知られているのは「渋温泉」。
横湯川に沿って広がる温泉街は
大小の旅館やホテルがざっと30軒ほど。
国道から一歩入れば
石畳が敷かれた路地には
レトロな構えの外湯がいくつか見受けられます。
一番湯の「初湯」
二番湯「笹の湯」
三番湯「綿の湯」
四番湯「竹の湯」
五番湯「松の湯」
六番湯「目洗い湯」
七番湯「七操の湯」
八番湯「神明滝の湯」
九番湯「大湯」
となっており
昔から地域の人々によって大切にされてきた総湯で
宿泊客も
すべての外湯が無料で利用可能となっています。
各旅館から
外湯のマスターキーが貸し出され
9つすべてをまわれば「苦(九)労が流される」とか。
渋温泉に宿泊しない人は
九番湯「渋大湯」のみの入浴になります。
お値段は500円。
温泉街では
温泉饅頭のお店やお土産物屋さんもあり
下駄を鳴らしてそぞろ歩きも
楽しそう( *´艸`)
この日の宿泊は「渋ホテル」。
昔からの温泉街ですが
こちらのお宿
改装されてて綺麗でした。
さて💡
どこかの教室のような風景…
じつは
渋ホテルの1階のラウンジなのです。
黒板にオルガン
机に教科書…
私が小学生だったころは
さすがにこんなレトロ調ではなかったですが
それでも確かに国語の教科書は光村図書でした^^
ぱらぱらと教科書をめくって
『こんなだったかなぁ』と
あの頃に思いを馳せ
懐かしいような空間で
ひと息、、、
おいしくいただいてきました。