京都市内の…
銀閣寺へ向かう橋。
…を渡らずに
反対方向へ行くと?
「白沙村荘 橋本関雪記念館」
(はくさそんそう はしもとかんせつきねんかん)
があります。
大正から昭和にかけて活躍した日本画家、橋本関雪の
アトリエ 兼 邸宅だったものを
昭和58年から記念館として公開しています。
大正5年に引っ越してきた当時は
あたり一面の水田であったとか。
30年にわたって6,7回
敷地を買い足し、土を盛り
今見るような庭園になりました。
橋本関雪の生涯の大半を
ここに費やしている
“最も大きな作品”ということになります。
関雪が暮らした屋敷「瑞米山」からは
「芙蓉池」が前面に広がり
ここからの眺めを
関雪はことのほか愛したそう。
入館料込みで
食事(4500円~)やお茶(1500円)がいただけます。
入館のみは 800円。
出品用の作品を描くための
アトリエ「存古楼」は
「芙蓉池」からの反射光を利用して
明るい室内となっています。
夫人のために作られた茶室や
平安から桃山時代にわたる石造美術がたくさん。
「藪の羅漢」
見上げれば大文字などの東山が借景となり
四季折々の自然にあふれています。
建築の原案や
木の配置に至るまで
すべて本人が手掛けたもので
関雪が持つ美意識が
大きく反映された庭は
国の名勝に指定されています。
ギャラリーでは
所蔵作品やコレクションなど
随時公開していて
見覚えのある作品に出逢えるかも?
表通りに面した
お隣にはカフェがあり
作品を見た後の一休みに利用できそうです。
そして
またしても四つ葉のクローバー♡