ほぼ旅かなり旅ぜんぶ旅手帳

気になることだけを気にしてたところまで取り上げました

日本最後の清流【四万十川】遊覧船【舟母浪漫】で【沈下橋】を見ることができます、か?

高知に行ったら

出来れば足を運んでみたいと思っていたのが「四万十川」。

 

長良川と柿田川と共に日本3大清流とされ

「最後の清流」は

日本で唯一ダムのない一級河川でもあります。

 

広大な汽水域は

全国的に見ても魚類が豊富で

エビやウナギ、アユ、ゴリなどの漁が盛んで

人と川の関わりの文化が残されている貴重な川です。

 

流域では

菜の花、ツツジ、花しょうぶなどが四季折々に咲き

トンボの生息地としては

世界でも有数の88種類を確認。

 

四万十川では

サイクリングやドライブで

ローカルな風情の「沈下橋」を巡るのも

人気なようですが

観光遊覧船があるのを知り

船で沈下橋が見られるかもと思い

乗り場へ向かってみました。

 

「土佐タタキ道場」から乗船場所の四万十市までは

かなりの移動時間となり

高知県の広さを身をもって知ることにもなりましたが…

 

長い道のりを

最終乗船時間に間に合わせるつもりで車を走らせ

窓口へすべりこみで受付していただきました^^;

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遊覧船は

・青のり採りや伝統の投げ網漁が見学できる屋形船

・明治から昭和にかけて四万十川河口へ木炭を運んだ帆掛け船

の2種類で

どっちにするかって言ったらこちら↓

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「舟母浪漫せんばろまん

レトロな外観と 

遠目に沈下橋が見れるという説明が決め手となりました。

 

日頃はテナガエビ漁をしているという

船頭さんのお話を聞きながら

約50分のクルーズになります。

 

四万十川は全長196km

四国最長の川は高低差も少なく

手漕ぎで川を遡ることができる、とか

周りに工場が無いおかげで

川の汚染もなく仕事もない

高知はなんにもない、とか

収入源が無いから

立派な橋も架けられないから

欄干の無い沈下橋なんだ、とか

高知はお酒好きの人が多いから

沈下橋では酔っ払いが落ちてしまう、とか

 

…そんなお話が聞けました。

 

こんなこと書いたら高知に出禁になりそうだけど

聞いたまま書いてるだけですから念のため。

 

パンフレットには

沈下橋は川の増水時の倒壊を防ぐため、と

書いてありましたが

いろいろ大変なようですね。

 

それとパンフレットを見る限り

ルート案内では

中州を1周して沈下橋を遠目に見る感じ?の解釈でしたが

中州に舟を着けたらUターン!

 

えぇぇぇぇえ?

沈下橋ほとんど見えませんよ!?遠目過ぎる!

と不完全燃焼のまま乗降場所へ戻されたのでした。

 

乗船客が5名と少なかったのがいけなかったのか

これといったトリビア的な話もなく

よく言えばアットホームな感じで。

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川の水は本当に綺麗でした。

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船頭さんは複数交代のようで

ネット情報では

楽しかったというクチコミ多めだったんですけどね。

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まぁこんなものかなぁ?

 

というモヤモヤを吹き飛ばすべく

四万十市まで来たら足摺岬はわりと近いので

これはもう行くしかないでしょう!!と

ここから小1時間のドライブ。

 

初日は宿泊予約をしてありましたが

2日目は広い高知県を

どこまで行けるか分からなかったので

宿泊予約をしていませんでした。

 

行き当たりばったり作戦だったのですが…

 

いきなりでも

ちゃんとした食事が

用意していただけるものなのですね。

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「ホテル海上館」1泊2食10000円と入湯税150円×2名
またカツオだよ^^