2013平成25年に
神様のお引越である式年遷宮が行われた「伊勢神宮」。
地元のかたを中心に
「朔日ついたち参り」という風習があるのをご存知でしょうか?
「朔日参り」とは
毎月のはじまりの日に神宮へ参拝して
無事に過ぎた先月に感謝をささげ
新しい月の無事を祈る、というもの。
とくに
8月1日は「八朔参宮はっさくさんぐう」として
五穀豊穣や無病息災を祈る風習があります。
毎朔日には
早朝から参拝する人々をもてなそうと
外宮、内宮の門前のいくつかのお店が開き
例えば
赤福本店では
1978昭和53年から始めた
「朔日餅」の販売などが行われたり…
月替わりの朝食が頂けたりします。
下は今月のご案内↓
また
神宮では毎月1日、11日、21日の朝
「神馬牽参しんめけんざん」といって
神馬が御正宮へお参りする姿が見られたりと
良いこと尽くしなのです。
今回は
2月1日(朔日)であることと
自身の休日と雨の心配がないという条件が重なり
参拝するお馬さんを見ることと
朝ごはんを食べることを目的に行ってみました。
まだ交通機関も動かない暗いうちに
乗用車で出発して
まずは「すし九」の朝粥を目指す。
お値段がリーズナブルで
お粥の出汁が美味しいというクチコミが気になり
5時20分到着。気温は1度。
聞けばこの日は300食ほど準備をされて
この時点で150食ほど売れたとか。
もう少しゆっくり来ても良かったかな^^;
5分ほど並びましたが
検温と消毒を済ませ食券を買い着席。
コロナ禍で解放されたままの扉は
回転率を良くするためもあるのか
まったく暖くない店内…
誰もコートを脱がず、脱げずに
熱いお茶が出されたので
握りしめて手だけ温まる。
店内を見回すと意外と1人旅の人が多いなぁ?
と思う私も1人で来てますが^^
運ばれてきた「朝熊小菜粥」620円。
朝熊山あさまやまの麓で栽培されている貴重な小菜
を刻んだものが
白粥にトッピングされてました。出汁は???←チラシをよく読まない人
小菜が塩にしてあるので美味しくいただけます。
6月だったか鮎の出汁が利いたお粥があるみたいです…
それから
痩せたカマスの開きと
ほんのり甘めが苦手な玉子焼きと
見えてないけど生姜の甘酢漬けがお寿司屋さんらしく
ひじきは『昨日家で食べたなぁ』と思いつつ。
次、来ることがあったら
真珠貝柱雑炊の「海老丸」にしよう!と誓ったのでした笑
ちなみに
外宮前の「伊勢せきや・あそらの茶屋」では
毎朝1200円~!の
「御饌みけ(※神の食事)の朝かゆ」があるにはあるのですが
本来の朔日参りの趣旨からは外れているかと考え
また機会があればってことで。
ちょっと期待外れな感じもありましたが
朝粥でお腹を満たすも
6時20分現在
お馬さんが見れるのは8時前。
赤福本店隣の
五十鈴茶屋では
朔日餅をお召し上がりいただけます
とありますが
朝から甘いものはいらないので
ちょっと車で暖まっておこう。
てくてく。
…とここまでを見直したら
なんだか文句しか書いてない???
すみませんね?正直すぎて。