高知入りの前に徳島県・祖谷のかずら橋に立ち寄っていますが残念ながら画像紛失…
宿泊場所に車を止めて
市街地にある名所「はりまや橋」へ!!
がっかり(?)しに来ましたよ。
札幌の時計台や
沖縄の守礼門
長崎のオランダ坂などとともに
「はりまや橋」は
がっかり名所といわれていますが
むしろ
見ることができて嬉しさいっぱいです^^
今は埋め立てられましたが江戸時代には
高知城の堀川が流れ
土佐の豪商・播磨屋と櫃屋ひつやが
互いの往来のために私設の橋を架けたのがはじまりで
往時を偲んだ復元です。
ちなみに両家は
長曾我部時代からの御用商人で
土佐藩に御用金を献上するなどして社会的地位を強め
代々総年寄を勤めた家柄だとか。
一帯は
静岡の掛川から移住してきた
山之内家の家臣も住んでいたところ。
土佐の高知の はりまや橋で
坊さん かんざし買うを見た
よさこい よさこい
民謡「よさこい節」の一節には
竹林寺の僧・純信と鋳掛け屋の娘・お馬の
恋の物語がうたわれているのです。
僧侶と娘の禁じられた恋の行方は
駆け落ちという形で讃岐の国・琴平まで落ち延びるも
高知城下の晒し場で罰を受けたのち
純信は伊予の国へ
お馬は高知、と離れ離れにされています。
1950年代
映画「南国土佐をあとにして」が大ヒットしたことで
はりまや橋が広く知られるようになったのでした。
さて
はりまや橋の隣には
「はりまや橋駅」があります。
高知の路面電車は
100年以上という日本一長い歴史を誇るもので
都電ならぬ「とでん(土佐電気鉄道)」の愛称で
親しまれています。
※2014年より「とさでん交通」へ変更
高知市街地と郊外とを
東西南北約25kmを結ぶ総延長も
路面電車としては日本一の長さ。
本数も思いの外多くて
市民には無くてはならない便利な足です。
「はりまや橋駅」のホームに立ち
見たい電車がやって来ました
ごめんと謝りながら♡
…ではなくて
行き先が「ごめん」なのです。
漢字で書くと「後免」となりますが
ひらがな表記と言うのがなんとも良いですね。
とりあえず
どんなところなのか知りたくて
無駄に乗ってみる笑
初利用で少々緊張しましたが
整理券を取って目的地手前でブザーを押し
降りるときに運賃箱へ料金を入れるのは
路線バスと変わりません。
車内には「私の履歴書」と称して
車両の紹介。
すれ違った車両では
アンパンマンのキャラがラッピングしてあったり
貸し切り車両には外国製のものや
宴会車両もあるみたい。
のんびり揺られて小1時間。
ここで再び「ごめん」を撮り
駅前にはコンビニと謝ってる眼科が1軒…
土讃線の高架下には
さすが!
アンパンマンの作者・やなせたかし氏は
高知県香美市の出身とあって
後免町駅でも活躍中でした。
これ以上は観光的要素は何もないとみて
お腹もすいてきたし戻ろうかな。
ふたたび市内へUターン。
お酒が好きな土地柄らしく
飲食店がたくさんあるのは確認済み(`・ω・´)b
どこのお店も
高知名物・皿鉢料理とかつおのたたきは
必ずと言っていいほどメニューにあって
選ぶのを迷ったのですが
店頭で鰹を藁焼きしながら
「高知で1番おいしいよー」と
声をかけてきたお店が。
まじで?と思いつつ
大好きな牡蠣もあるし
ここに決定。
綺麗な店内で
まずは
カツオさんに来ていただかないと♡
塩タタキ 1200円
焼きたてを切り分けて
目の前で大きな岩塩をおろしてくれました。
薬味と一緒にいただきまーす♬
微かに藁の香りが広がって
口の中にカツオの大群が黒潮に乗って押し寄せて来たー!意味不明
な、なんやこれ。
カツオってこんなにおいしかった???
岩牡蠣も♡980円なり。
カウンター内で仕事してる板前さんは
3つ先の仕事の段取りまで考えてる?ってくらい
てきぱきと無駄がなく
見ていて気持ちが良いです。
帰り際
「どうだった?」と聞いてきたのは店主さん?
勧誘したっぽいのを気にしてくれてたのかなぁ?
ありがとう!「土佐市場寿し」!!!
こんなに美味しいならまた来たいです^^