湯原温泉の中を散策してみようと
お宿を出て「寄りそい橋」からスタート^^
南へ進んでいくと石碑を発見。
豊臣秀吉の五大老の1人で岡山城主の宇喜多秀家の母は
「おふくの方」といって
この地の生まれといいます。
宇喜多直家に嫁ぎ秀家をもうけるも
妖艶な美貌から秀吉の大阪城へ召し出され側室となったことから
宇喜多秀家は五大老にまで上り詰めたのでは、といわれます。
その秀家が母・おふくの方のために
湯屋を整え温泉療養をさせたのが「御湯治邸跡地」。
さらに進むと「温泉寺薬師堂」。
小指ほどのご本尊・薬師如来が湯元から出現しお祀りするも
お堂とも洪水に流され釣り人によって再び戻されたということから
健康が帰るとか、お金が返るといったことににあやかれるそう。
散策が退屈しないよう
いろいろなところにお話が記されています。
川の向こうには鼓岳という大きな岩壁がありました。
鼓岳を拝んで手を打つと音がこだまします。
たまにあるよね、こういうところが。
無料の足湯や手湯などもあちらこちらに…
…って全部からっぽかーいっ( `ー´)ノ平日だしね?
美声で知られるカジカガエルの石畳にはじまった散策ですが
時折うぐいすのような?爽やかな声がしていました。
聞くのはいいけど出てきてほしくない気がする複雑。
目を引く外観だと思ったら
あのアニメ映画の湯屋のモデルの1つなのですね、ここにも。
季節柄
オオサンショウウオのぼり?がありました。ちょっとかわいい
湯原温泉はカジカガエルのほか
オオサンショウウオの生息地の1つでもあり
温泉街には「はんざき(オオサンショウウオ)センター」という
オオサンショウウオオオサンショウウオ)を飼育し観察できる施設があるほど。
大きいものでは100㎝を超えるとかで
かつては食用にもなっていたようですが
今は国の特別天然記念物になっており生きた化石といわれ
寿命も人間と変わらないくらい長いとされ
生命力が強く半分に裂いても死に
その名が付いたといわれます。
1時間ほどで往復でき
賑やかどころか全くの静かな山間でした。
良い運動になりました。^^
地の物の野菜を中心としたお料理は
とてもおいしかったです。
湯原温泉では
毎年6月26日は「露天風呂の日」として
地域おこしイベントを全国に情報発信しています。
6.26にちなんで
旅館の宿泊料金が特別なお値段になったり
浴場を無料開放したり
砂湯周辺のあたりを中心に賑やかに行われるそう。