かつての銅山に
観光誘致でトロッコを復活させた温泉地があります。
それが
三重県熊野市紀和町の「入鹿温泉」!!
瀞峡や熊野古道、丸山千枚田などの
観光への足掛かりとして便利な温泉です。
瀞峡と世界遺産熊野古道 丸山千枚田 赤木城跡の宿 入鹿温泉ホテル瀞流荘 源泉掛け流し 湯治場 湯ノ口温泉
入鹿温泉・瀞流荘の隣にトロッコ乗り場があり
お隣の湯治場&日帰り入浴施設・湯ノ口温泉とを
約10分で連絡しています。
なので
瀞流荘で宿泊することから
東紀州の旅の行程を組んでみました。
ゆるっと
こんな感じに ↓ ↓ ↓ ↓
出発→三重県熊野市・鬼ヶ城→昼食→和歌山県新宮市・浮島の森→瀞流荘泊
ホテル発→トロッコ往復→瀞峡巡り→奈良県十津川村・谷瀬のつり橋→帰路
まずは「鬼ヶ城」到着。
「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として
世界遺産に登録されている「鬼ヶ城」は
志摩半島から続くリアス式海岸の南端に位置しています。
つまり
これより南は七里御浜のなだらかな海岸線。
「鬼ヶ城」は
地震によって数回にわたり隆起した凝灰岩が
階段状の崖となり1kmほど続き
天井部は熊野灘の荒波によって削られた洞となり
奇岩が連続する景勝地なのです。
「鬼ヶ城センター」の無料駐車場があります。
この地を選んだ理由は
「鬼ヶ城本城跡」と熊野古道の「松本峠」へ行きたくて。
なのに城跡への入口を見逃してしまい
結局ただの鬼ヶ城めぐりとなりました…
まぁいいや!!!行くで!?
トンネルをくぐれば
東口にある「千畳敷」。
上下2段の大きな岩窟で「鬼ヶ城」の一番の見どころです、といきなりのハイライト。
もう見どころ終わってしもたやん?
足場はちゃんとフラットになってて歩きやすい♪
と安心するのも束の間。
ぴえぇぇぇぇぇぇ…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
どこかの途上国の道みたいな?毎朝この道を歩いてお水を汲みに???
「戻る?」「戻ろっか?」などと言いながら…
丸い窪みの「鬼の風呂桶」とか
「犬戻り」など
名前の付いた見どころを
どんどん過ぎてゆく…
もうだいぶ歩いてきたよね?と
後ろを振り返る。
「鬼ヶ城」は
酔っ払いやハイヒール、サンダルでの見学は
禁止されています。
自然がつくり出した小窓とか
今も水が湧く「水谷」は
その昔、鬼が水を汲んだところなど。
ここまでやって来ると
すでに半分は過ぎただろうし
最後まで行ってみようという気になり…
ただ
西側まで向かうはいいけれど
車道とつながっていればいいな?
そうあってほしい!
また同じ道を戻るのかと不安がよぎる。
分岐点から上り坂があったので
ダメ元で
ここから城跡へ行けるかも?と行ってみるも
弁天様がお祀りされてただけで
行き止まりでした。
…ということだそうです。
やがて
散策ルートは山間の小道となりフェードアウト。
このまま国道42号に出て
トンネルを抜けて駐車場へ戻ろうと
考えていたところ
なんとトンネル内は歩行者通行禁止!!!!
ここまで来て戻ることになるとは… ←事前に調べておきましょう
ゆーてもしゃーないわ、と
潔く戻ったのでした。
やっとのことで戻った駐車場に
併設されている売店内で
「熊野大花火大会」の目玉となっている三尺玉を発見(´゚д゚`)
ゆる旅のつもりが
いきなりハードな見学で足の張りが気になるも
次は「七里御浜」へ。
「七里御浜」は
このあたり約25kmに及ぶ砂利浜のことで
熊野川上流から新宮を経て
熊野灘の荒波に磨かれた小石が打ち上げられているところ。
「みはま小石」と呼ばれる色とりどりの小石は
アクセサリーや建材、観賞魚用水槽などに利用されるのです。
古くは熊野三山へ続く「熊野古道・浜街道」でもありました。
七里御浜のシンボルとなっている「獅子岩」!!!
高さ25mの巨石です。(国指定名勝・天記、世界遺産)
偶然の産物とは思えない
熊野灘に向かって吠えている獅子のよう。
昔から
南側にある吽うんの石に対して阿の石といわれ
2つ併せて「阿吽の岩」となり
山側にある「大馬神社おおまじんじゃ」の狛犬の役割を務めているのだとか。
なので
「大馬神社」には狛犬は置かない習わしとなっいるそう。
国道を挟んだ反対側には
花の窟・花窟神社【はなのいわや】 世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』がありますが
今回は立ち寄らず
ちょうどお昼時となり「はなのいわや亭」でランチしてきました♡
中トロ丼セット。
中トロうんまーーーーーーーヾ(≧▽≦)ノ
だらりんは海鮮丼セットでした。
お腹もいっぱいになり
新宮川を越えて和歌山県新宮市にある「浮島の森」へ向かいます。